日本三景・天橋立        2000.06.19〜

 タクヤと初めて出会った時の1枚です。

 ボート乗り場の自販機で缶コーヒーを買っていると、足元で子猫の鳴き声がし4匹の子猫を発見。
 一緒にいた兄猫やチビ黒ちゃん2匹と離れ、『にゃんだよぉ〜』と不安そうに見上げる目と表情がなんとも可愛いかったです。

 釣行記風に表現すると、小さなバイトが有ったので素早くタオルにルアーチェンジし先程アタリのあった辺りにキャスト、リフト&フォールで誘うとスグに激しいバイトでヒットしてきました。
 数度のヘッドシェイクもロッドワークでなんとかいなし、最後は、ハンドランディングに成功し膝に抱き上げました。
 ってな所でしょうか。(*^▽^*)

 ロッドを置き、ハンドランディングに成功したチビ黒ちゃんを膝に抱き上げ撫でている間、他のおチビちゃん達はリールに興味シンシンのご様子。
 このあと、ラインをガリガリやられ、結局この日は、ロッド振らずとなってしまいました。(*^_^*)

 この頃タクヤ兄弟と母猫は、チビ黒親子と離れ、小天橋先の公衆トイレ辺りにねぐらを変えたようでした。
 アップを撮ろうとしている間に『ニャんだっ?まだチクワもってんの?』って近寄ってきてしまい顔半分のドアップになってしまいました。(^u^)
 でも超ハンサムなのは、お判り頂けますよネ。

 宮津チクワを4本もたいらげ、玉砂利で20分程遊んだ頃、向かいの松林の中から『もう帰っておいで』と子猫達を呼ぶ母親の鳴き声が聞こえてきました。
 タクヤは、遊び足りないのかまだ玉砂利にジャレていましたが、兄はしっかりと母親の鳴き声のする方を見ています。
 いないようでも、母親は近くでしっかり子猫達を見守っていたんですね。

 この日は、兄弟の智恩寺本堂デビューでした。
 いつものように宮津チクワを食べた後、大好きなタオルで兄弟仲良く遊んでいると思ったら、タクヤにタオルを奪われ手持ち無沙汰の兄猫が毛繕いを始めました。
 それを見た弟タクヤも兄の真似をして毛繕いを始め、兄弟仲良く揃っての毛繕いタイムになりました。
 なにをするのも兄弟揃っての仲の良さが微笑ましく感じられました。

 事件勃発です。
 この日智恩寺デビューを果たした兄弟ですが、ボスへのご挨拶がまだでした。
 初めて出会った大きなオス猫に恐怖を感じたのか、タクヤは石の上にいるボスを見上げています。
 この後タクヤは、ボスの荒っぽい歓迎を受けてしまいました。

 おっとー、この子猫はなかなか度胸がありますョ。
 ボスに石の上から襲い掛かられながらも逃げもせず、背中を丸め毛を逆立てて応戦体制をとっています。
 様子を見ながら写真を撮っていましたが、タクヤのこの応戦体制にはビックリ、慌てて抱き上げ引き離し、なんとか事無きを得ました。ホッ (^_^;)
 ボスは、この後しばらくご機嫌が悪かったです。(^_^)

 久しぶりに日中の智恩寺を訪れてみると、本堂横のお堂でニューフェイスの3匹の子猫を発見。
 写真を撮ろうと近づいたら、まさに猫の子を散らすように逃げていきました。
 ただ、この子だけは少し後ろを振り返ってくれたので、この写真を撮る事が出来ました。
 後日、ウーの子猫達と判明、この子は今も本堂横のお堂付近にいます。

 タクヤがこんなに大きく立派な若猫に成長しました。
 まだ毛が全部生え変わっていない頃で、ふわふわっとした柔らかそうな毛がお日様の光に照らされ輝いて、とてもカッコよかったです。
 久しぶりに写真を撮ろうとすると、松の木の前でビシッとポーズを決めてくれ、とっても良い写真が撮れてうれしかったです。(^O^)
 この写真は、しばらく壁紙にして使用していました。